追記あります
デジタルな話題からなかなか抜け出ることができません。昨年末から怒涛のような快(怪?)進撃であれよあれよという間にここまで来てしまいました。サンタさんがクリスマスプレゼントのついでにお年玉の瓢箪まで置いていって、その瓢箪から独楽だけでなくて羽子板まで出てきたような感じです。
LightMPD-yoバージョンをしばらく聴いていましたが、Archの方が良いみたいな方が多いので、Archに戻して聴いています。SDカードを抜いて電源を入れ直すだけなので気が向けばいつでもすぐにできるのですが、要するになかなか気が向かなかったわけです。
そこそこに良いのですが、LightMPDの方が絶対に上じゃないか、私のところの機材環境のせいかなと思いながらしばらく聴き続けました。とりあえず稼動状態を確認しようと、top -Hと打ってみました。RTの設定が反映していないし、殺してあるはずのプロセスもそのままです。原因はまだ分かりませんが、rc.localでmpdを起動させるとその後のコマンドを実行できないようです。nasのマウントをさせるnasmountの方に移動したら実行するようなのでそちらに移しました。今度はRTとプロセスを止める方のコマンドは生きていますが、nasを自動マウントしません。nasのマウントが済むとお仕事をやめてしまうようなので、他のお仕事の方を先にしてnasのマウントを後にすると大丈夫になりました。みなさんもこのあたりは再点検された方が良いと思います。
RTの設定や不用プロセスの停止が効いてくると、Arch版が無敵に近くなってきます。これはなかなかすごいじゃないかとしばらく聴き惚れていましたが、まだ良くなるのじゃないかということで、プロセスの優先レベルを追い詰めることにしました。
chrt -p -f 53 `pgrep irq/20-49000000`
chrt -f -p 51 `pgrep irq/175-4a10000`
chrt -f -p 51 `pgrep irq/176-4a10000`
#chrt -f -p 49 `pgrep cifs` (nasの環境に合わせ下さい)
#chrt -f -p 49 `pgrep nfs`
chrt -p -o 0 `pgrep irq/186-musb-hd`
chrt -p -o 0 `pgrep irq/187-musb-hd`
chrt -p -o 0 `pgrep 53500000.aes-en`
/root/selmpd/mpd-rt/mpd.conf
audio_output priority “FIFO:54”
realtime_option player_priority “FIFO:52”
設定項目が増えました。irq/20-49000000はまだはっきり断定できませんがgpioのようです。割り込み回数が多いのでgpioだとすると出力ピンのところですから、これはしっかり時間通りに働いていただかなくてはいけません。/etc/mpd.confのoutputより上げるとあまり良い感じがしなかったので、一応2番目にしましたがrealtime_optionのところより上げるか下げるか悩ましいです。
irq/186-musb-hd・irq/187-musb-hdと53500000.aes-enは随分格下げしました。irq/186-musb-hd・irq/187-musb-hdはUSB関係、53500000.aes-enはwifi時の暗号のところのようなのでBoticでは使いません。
かなり変わると思います。私のところでは現状では間違いなく最高です。
みなさんのところでは……
RTカーネル などなどに私のところのBestな状態の設定例を書いておきます。新情報があった場合などに更新する可能性があります。
2017.01.15追記
53500000.aes-enはあまり関係ないような気もするし、設定しない方が良い気もするので手を付けないほうが無難かと思います。気になる方は chrt -p -f 99 `pgrep 53500000.aes-en`と chrt -p -o 0 `pgrep 53500000.aes-en` で比較してみてください。無設定の場合は最大レベルchrt -p -f 99 `pgrep 53500000.aes-en`になります。
効果のありそうな項目を調べ、かなりの思い込みのフィルターがかかった状態で聴くので、後で冷静になって聴くと効果が無かったり悪くなっていたりします。また何かを変えた後、変化のあることがイコール効果があったと判断しやすいのです。
設定を変える場合、変更前後を少なくとも2時間、できればまる1日ぐらいごとに切り替えていくと聴きたい方が分かってきます。自然に好ましい方を使用する時間が長くなってきます。ここ1ヶ月ぐらいの間の変化の多さでひとつのソフトをじっくり聴く時間がなく、またそのひとつずつのソフトのレベルが非常に高いところにあるので本来ならひとつずつじっくり時間をかけて聴いていかないと本当の評価が出来ないんじゃないかと思います。もっとも評価をするのが仕事でも義務でもなく、思いつくまま気の向くままとっかえひっかえ聴きながら気軽に楽しんでいければいいので実に幸せな時間を過ごしているという実感があります。
しばらくArchを聴き続けるつもりでいますが、yoさんの動向も気になるしすぐLightMPDで大きな変化が起こりそうなので……