デジタルな話ーBについて語りたい その20 かなり変わった気がします

arch-botic12302017.img.zip アップロードしました。

arch-botic12312017.img.zip  アップロードしました

 

追記 1

cifsでnasをマウント出来ないとのご報告がありました。(arch-botic12302017.img.zip)

  • cifs対応カーネルをアップロードします。
  • /build_boot/rt4972/zimageを差し替えて下さい。
  • /lib/modules/4.9.72-bone-rt-r9を削除し4.9.72-bone-rt-r9-modules.tar.gzを解凍し
  • lib/modules/4.9.72-bone-rt-r9を元の場所にコピーして下さい。
  • selboot rt4972でcife対応カーネルで立ち上がるはずです。
  • rt4970の修正版はアップしません。

 

arch-boticをはじめてアップロードしたのが今年の正月でしたからもうすぐ1年になります。

何度かバージョンアップしましたが、カーネールやmpdのバージョンに追従していただけでした。前回カーネルだけをアップロードした前後からパラメータをいじりながら音を自分なりに追い詰めていました。

使い方は、以前のものと同じです。

sshログイン id:root      password:root

kernelは4種類選択できます。

selboot  rt4972  などと入力するとカーネルが切り替わり再起動します

1  rt4972 (Linux4.9.72-bone-rt-r9) デフォルト

2  rt4970 (Linux4.9.70-bone-rt-r9)

3  xe4965 (Linux4.9.65-bone8-xenomai)

3  rt4813

mpdも4種類で、こちらは selmpd mpd021git  などと入力すると切り替わります。

1:mpd02013   2:mpd01921    3:mpd02012   4:mpd021git の3種類です。

カーネルもmpdもデフォルトは最新版にしてありますが、半月ほど使い込んで音を追い込んだのがrt4970とmpd02012でしたのでこちらも同梱しました。

音の方ですが、かなり変わったと思っています。自分の中ではだいぶ進化したつもりですがみなさんいかがでしょうか?

追記 2

botic12312017.img.zip の変更点

カーネルが6種類入っています。

1  rt4972(Linux4.9.72-bone-rt-r9) デフォルト

2  rt4972c                                         上記のcifs対応版

3  rt4973(Linux4.9.32-bone-rt-r9)    cifs対応 最新版

4  4973rt60(Linux4.9.73-rt60-bone9) cifs対応最新版ですがrtパッチが違います。

5  xe4965(Linux4.9.65-bone8-xenomai)

6  rt4813

最新版のrtパッチ違いを入れました。明らかに音が違います。4以外のrt版はnelsonさんのところのrtカーネルソースを使っていますが、4はnelsonさんのnon-rtカーネルソースにkernel.orgのrtパッチをかけたものです。4は音がシャッキッとした感じに聴こえると思います。以前より気がついていましたが、年末大サービス?ということで同梱しました。

なにはともあれ年内にアップロード出来てホッとしています。

 

2017年を振り返ってみると、本当に実りの多い年でした。年始にarch-boticで音を出せたのがすべてのきっかけだったと思います。音の入口側が安定したことによりアンプ・スピーカーの調整や部品選定の大きな武器になりました。

 

未熟で不完全なarch-boticなどのソフトをお使いいただいた皆さんどうもありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

Boticパッチも完全に当たっていないところもあり不具合があるかもしれませんが、まる1日ほどですが使い続けてもトラブルが無いのでアップロードすることにしました。「デジファイのおと」さんと同様に評価版という扱いでお願いします。

kick について

kick 時々 moct どちらも名前のもじりです。kick は姓からですし、moct の方は名前の音読み+αです。 kicktickは要するに私のようにということで、基本きまぐれ、思いつき、言いたい放題、まれに真面目といことです。 メールアドレス  moctアットマークkickcoffee.org
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デジタルな話ーBについて語りたい その20 かなり変わった気がします への8件のフィードバック

  1. sujii のコメント:

    hirame さん
    大変興味あるレポートありがとうございます。
    バックエンドの設定は分かるような気がするのですがフロント部分が分からないです。
    SYMPHONIC-MPDでは話題となっているようですね。
    ① フロントエンドにBBBは使えるのでしょうか
    ② フロントエンドにはSYMPHONIC-MPDを組み込む必要があるのでしょうか
    ③ Hirameさんのapu1cには何が入っているのでしょうか
    初心者的質問ですがよろしくお願いし

    • hirame のコメント:

      sujiiさん
       hirameです、ご質問にお答えします、
      ①フロントエンドにBBBは使えると思いますが試したことはありません。
      ②フロントエンドにSYMPHONIC-MPDがなくてもPPAPは可能です。
      ③私のapu1cはarchlinuxで,MPDとupmpdcliとpolipoが入っています。

      SYMPHONIC-MPDのパパリウスさんがセパレート構成まとめWikiの「フロントとバックエンドを繋ぐ技術(piped pcm audio alay)でPPAPを解説されています。
      “https://github.com/papalius/symphonic-mpd/wiki/セパレート構成まとめWiki”

      あらためて私が説明するのも気が引けるのですが、
      PPAPはncatという汎用性の高いデータ送受信ツールを使ってフロントからバックに音声データを送り、バック側ではMPDを使わずにaplayで直接音楽を再生するところが目からうろこ的アイデアで、今まで誰も気がつかなかったのだとすればパパリウスさんはすごい方だと思います。

      なので、PPAPはフロンド側でMPDとncatが、バック側でncatとaplayが動けばハードウエア、OS、ディストリビューションには依存しないと思われます。
      ただし、MPDはOutput pluginにfifoとpipeが組み込まれている必要がありますが普通にインストールすれば問題ないと思います。
      ncatはsctpオプションを付けるのであればフロント、バック共にカーネルにsctpが組み込まれている必要があります。
      arch-botic12312017ではsctpオプションを付けてncatを起動すると、ソケットがオープンできない、とかで落ちるので、sctpがカーネルに組み込まれていないのではないでしょうか。
      ただ、sctpオプションを付けなくても通信オーバーヘットはそれほど増えないです。

      ところで、apu1cはLANポートが3つあるのでLAN1をLANに、LAN2とLAN3をバックエンドとしてそれぞれBBG+AK4495(arch-botic)とrpi1B+hifiberryDigi(piCore)に直結しています。バックエンドにいろいろ繋いでみましたが私としてはこの二つの音が気に入っています。
      フロントとしてrpi3(archlinux)を使い、wifiをLANにLANポートをバックエンドと直結で試しましたが、私にはapu1cの音の方がよい感じがしました。

      PPAPは非常に汎用性が高くいろいろな構成で試せますし、いずれのケースでも単体よりPPAP構成にした方が音はよくなると私は感じています。パパリウスさんのおかげでPC Audioの世界が広がったのではなでしょうか。

  2. hirame のコメント:

    kickさん
    初めまして、hirame と申します。
    arch-botic12312017 使わせていただいています。素晴らしい音に感激です。
    あらためてお礼を申し上げます。

    さて、SYMPHONIC-MPD(http://mpd.sytes.net/ja)さんのところでncatを使いフロント・マシンのmpdからバックエンド・マシンへ音楽データを流し込む、目からうろこ的な構成(PPAP)の話題で大変盛り上がっています。
    私もふと思いついて、BBG-arch-botic12312017上でコマンド
    /usr/local/bin/ncat –recv-only -m 1 -kl 4444 -e “/usr/bin/aplay –test-nowai
    t -M –period-size=256 –buffer-size=136710 -t raw -f cd ”
    を起動しておき、apu1c(フロントマシン)のMPDから音楽データを送ると見事に鳴り出しました。そこで、apu1cのLAN2ポートとBBG-arch-botic12312017を直結したところ、BBG単体のときよりも更に透明感が増し低音の締まりも良くなったと感じています。

    nmapをpacmanでインストールするとncatもインストールされますがlibsslのバージョンが合わず動かないので、
    https://github.com/nmap/nmap/archive/master.zipをコンパイルしまし。
    現在はncatコマンドをsystemdのserviceとして起動しています。
    フロントマシンapu1cのmpd.confは以下を追加しました。
    audio_output {
    type “pipe”
    name “PIPE”
    always_on “yes”
    command “ncat 192.168.xx.xx 4444”
    }
    192.168.xx.xx はバックエンドBBGのアドレス。

    以上、あまりうまく説明できていませんが、非常に簡単にarch-boticをバックエンド化できるので、参考のためのお知らせいたしました。
    今後ともarch-boticに期待しています、よろしくお願いいたします。

    • kick のコメント:

      hirame さん sujii さん こんばんは
      私もPPAPに興味がありましたので、早速ncatをコンパイル・インストールしましたがコマンドが通らなくて一時挫折状態です。
      私のメイン機はしばらく前から、フロントにRas-Pi2を使ったUPnPです。最近までフロント側は自前のものを使っていましたが、dunatsさんが、Ras-Pi 2 用の upnpgwを公開されてからはこれを使わせて頂いています。これがPPAPに対応したので
      UPnPと比べてみようという魂胆です。
      arch-boticのmpdは pipe output を組み込んでいませんから、そのままではフロント側に使えないと思いますが、今のところよく分かりません。
      フロント側は、dunatsさんのやつが一番簡単そうですね。

  3. Shoe のコメント:

    あけましておめでとうございます。
    ありがたい「お年玉」となりました。
    4973rt60 & mpd02013 の組合せで聴かさせていただいております。
    「シャキッ&豊かな響き」に、symphonic-mpdセパレート型とは違った良さを感じます。

    皆様に良いおとしでありまそように。

  4. yseki118 のコメント:

    最新バージョンの公開ありがとうございます。

    早速、4972と4970のカーネルを試してみたところ、cifsでNASに繋がりません。
    Xenomaiカーネルではちゃんと繋がります。
    カーネルが新しくなったことで、今までとNASの設定方法が変わったのでしょうか?
    今までNASとの接続は、予め/musicディレクトリー内に/remoteというディレクトリーを作っておき、nano /etc/fstabで
    //192.168.nnn.nnn/xxx/music /music/remote cifs username=xxx,password=xxx,sec=ntlm,uid=mpd,file_mode=0666,dir_mode=0766,iocharset=utf8,rsize=130048,wsize=4096,noauto,x-systemd.automount 0 0
    と設定してきました。

    評価版ということなので、お返事は可能ならということで結構です・・・・・・

    • kick のコメント:

      yseki118 さんこんにちは
      cifsがだめでしたか。私はsshfかnfsしか使わないのでノーチェックでした。
      イメージファイルを差し替えるつもりですが、rt4972のcifs対応カーネルをアップロードしましたので、できればご確認をお願いしたいです。

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